大変そうお金掛かりそうな海外送金 Wiseが使える!

大変そうな海外送金 Wiseが使える!海外生活

海外送金ってめんどくさい?お金掛かるの?

海外送金ってどこかめんどくさい、すごくお金掛かりそうってイメージありませんか?

そもそもなんで必要なの?ってところですが、
移住する上で必要になってくることがあります。
特に日本に資産をお持ちの方が、移住される際には日本の銀行にあるお金を用いて移住先国にお金を送って支払いすることがあると思います。

クレジットカードで払えばええやん。
なのですが、
クレカの手数料や為替レートに上乗せされる金額などを考慮すると割高ですよね。

現地で銀行口座を作ったとしても、
日本から資金を移す必要もでてくるかと思います。

また、一例として、
こちらで住まいを借りる際にクレカ払いはダメで、
大家さんの口座に契約金と家賃を振り込んでと言われました。
もしくは現金で払ってもいいよ。
というケースがあります。
現金は海外ATMから高額を引き落とすとなると手間ですし、
クレカ同様にかなり手数料が高く割高な感じがしてしまいます。

では、残すは口座振り込みとなります。
日本と同じ様に海外のとある口座に送金して振り込む=海外送金って、
どうやるのでしょう?

海外送金とは

海外送金のなんだかめんどくさそう感と割高感なのですが、
簡単にいうとこの図のようになります。

海外送金の仕組み例

間に手数料がいくつか存在するようです。
これを見ただけでめんどうだなって思っちゃいます。使うの避けてしまいがち・・。
この手数料のブラックボックスなところのおかげで割高感がありますよね。
かつ、間に中継銀行なるものがあるせいで送金に時間が掛かってしまうのです。

そこで、このブラックボックス感をとてもクリアにしたのが、
Wiseという新しい仕組み・サービスです。

「Wise、旧TransferWise」について


(※最近 Transfer Wise から Wise に改名したようでして、「Wise、旧TransferWise」と公式ページでも書かれてます。まだWiseで検索ヒットしないんですよね。。)

Wiseは手数料安くてお得だよ。
と言われても、何がどうなってるのか意味がわからないので、
公式ブログから紐解いてみました。

「送金人が自国にあるTransferWiseの口座にお金を振り込み、その金額をTransferWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。
(例)送金人の銀行口座→TransferWise日本口座 TransferWiseのアメリカ口座→アメリカの受取人の銀行口座」

このように記載があり、こちらを簡単に図解すると

Wiseの送金の仕組み例

余計な手数料が無くなっている!
間に中継銀行が存在せず、Wiseが受け持ってくれています。
こうしてみるとすごく効率的でシンプルですよね。

送金手順としては、以下になります。
1.Wiseのサイト/アプリから送金先、送金額を指定します。
2.日本のWiseのアカウントに日本円を振り込みます。
 (※銀行振込の場合。手数料掛からなくてよいです。)
3.1で指定された金額がその国のWiseから振り込まれる。

1はサイトで見るとこのようになります。
Wiseの送金入力例
きちんと手数料を明示してくれますね。
送金元の金額、送金先の金額どちら基準でも指定できます。

最初2の意味がどういうことかわからなかったですが、使ってみて理解しました。

直接自分のお金が送金されているわけではなく、
擬似的に間をWiseが取り持ってくれているということですね。
日本の自分の口座から日本のWiseの口座に振り込んだという事実を2で作って、
送金先の国のWiseの口座から送金宛に振り込むという仕組みのため早くて、
間にWise以外を誰も介さないので安いというわけです。
仕組みさえわかれば、意味のわからない手数料をとられることのない透明性があるので、使うメリットがあると思います!

2のWise口座は三菱UFJでした。
(※他行にも口座あるみたいなので要注意)
もし日本の三菱UFJ口座をお持ちでしたら、
ネットバンクを使うと振り込んだ瞬間に2の作業が完了しますので、最速です。

2が完了後、Wiseの取引画面で「既に入金した」をクリックすると、
後は自動的に3に進みます。
最速で1日以内に相手に振り込むことが可能です。

送金日を指定したり、
毎月送金などのスケジューリングを行うこともできます。

1で一度に送れる金額は、100万円までですので、
高額分は数回に分けて送る必要がありますが、
2では日本の銀行の振込限度額まで一気に振り込みできます。

また、意外に大事だと思うポイントとして、
送金手続き連続3件ほどは、その時の通貨レートが保証されます。
4件目からはその時のレートが保証されずに、
送金時(2が完了後、「既に入金した」をクリック後)の為替レートになってしまいますので
円安に振れた場合、必要な送金額を満たさないことがあります。
その際、日本円の口座に残高が無いと送金手続きを再度しないとなので、
送金が遅れてしまうリスクがありますのでお気をつけください。
3件の処理が完了になると、また為替レート保証はしてくれます。

最後に

意味がわからなそうな海外送金について少し理解していただけたでしょうか?
Gapa男は理解するのにだいぶ時間を要してしまいましたので、使用していてわかりにくかった点をまとめてみました。
手数料を明確に記載してくれるので、他よりも安いという実感と、スピードが早いのがやはりおすすめです。

こんな手数料の比較まで出してくれています。
Wiseの手数料
明らかに手数料や為替レートが違いますね。

海外送金に全然触れる機会がないかもですが、
今後移住を検討されていたり、旅行で必要となる事があると思いますので、
アカウント登録しておくと良いかと思います。
口座維持手数料も掛からないですし、マイナンバーある方は事前に登録しておくと便利です。
(※海外居住者はマイナンバー必要ないようです。条件あり。日本からの送金に必要な本人確認について

最近Wiseからのニュースで、
なんと日本でもマルチカレンシー口座と紐付いたデビットカードが発行されるとのことです。
旅行することが多い人や、海外に住む方にはマストアイテムになりそう。

Wiseは、金融の中での今までの常識をぶっ壊すようなことやってくれています。
まだIPOしていない注目のFinTech企業、これから伸びるかもしれないので要注目です。

海外移住時の日本の銀行口座どうすればよいの?
についても今後書きたいと思っていたのですが、
Wiseのマルチカレンシー口座が使えるようであれば、
メリットが多くてコレ一択じゃないのかなとも思ってしまいます。
こちらについてはいずれ!もっとメリット/デメリットを調査してみようと思います!

Gapa男

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