Firstrade証券の口座開設とそのメリット・デメリットを前回お伝えしました。
今回は口座開設とその後の入金設定までをお伝えします。
初回だけ設定してしまえば、後は楽ちんです。
ここだけ少し時間掛かるので、予め把握しておくとよいでしょう。
Firstrade証券 口座開設作業と送金の流れ
Firstrade証券口座開設にあたっては、びっくりするくらいすぐにでできます。
必要なものは以下になります。
・携帯電話番号
・身分証明書
・マイナンバーのID
・住所
ユーザーIDとパスワードの設定、
PINと秘密の質問の設定です。
開設後、一番最初にやらないといけないのは
Firstrade証券口座への入金です。
まずは、株を購入する資金を準備する必要がありますよね!
手順としては、前の記事にあるように
- 日本の銀行から(三菱UFJがベスト)
- Wiseを使用して
- アメリカユニオンバンクに送金
- ユニオンバンクからFirstrade証券口座に送金
という手順になります。
ここでは、4番目の手順、
ユニオンバンクからFirstrade証券口座に送金
についてお伝えします。
ACH(Automated Clearing House)という送金方法で、無料です。
ですが時間が多少掛かってしまいます。
ACHについて詳しくはWiseのブログに記載がありましたので、ご確認ください。
Wiseのような海外送金とは違った送金方法となります。
無料と書きましたが、ユニオンバンクの口座が、
チェッキングでしたら何度でも無料。
セービングでしたら6回/月まで無料。その後は料金が掛かってしまいます。
セービングでも月に1,2回でまとめて送金すれば問題なしですよね!
Wiseでそのまま証券口座に送金すればよいのでは。。
と思う方いるでしょうが、
Wiseでは直接証券口座への入金ができないルールになってます。
ですが、ここで記載の手順で行うとトータルでの手数料を安く対応できます。
Wiseについてはこちらの記事をご覧ください!
Firstrade証券 ACH送金設定の準備
それでは、ACH送金の設定ですが、
初回にやっておかないといけない設定があります。
Gapa男はこれを無視して、何度もトライしておかしいな〜と1週間位悩んでました。。。
それはFirstrade証券にユニオンバンクの口座を紐付けることです。
(楽天証券のマネーブリッジで楽天銀行と証券口座を結びつける機能がありますよね?それの手動バージョンです。)
この設定には、2つファイルをFirstrade証券のサイトにUploadする必要があります。
- ユニオンバンクの「Bank Statement」
- Firstradeの「ACH Electronic Funds Transfer Form」
ユニオンバンクの「Bank Statement」
1つ目はユニオンバンクにきちんと口座があるよということを証明するものです。
ユニオンバンクのオンラインバンキング
「Statements」メニュー
「View and Download Tax Documents」
→ 直近のStatementsをクリックすると口座の状況を記したHTMLとPDFが閲覧できます。
ステートメントへの反映には時間が掛かるようなので気をつけましょう。
ちなみに口座に入金なくてゼロ$のステートメントでも問題ないです!
PDFをダウンロードしておきましょう。
Firstradeの「ACH Electronic Funds Transfer Form」
2つ目はACHの申し込みです。
「Service」メニューから
→「Form Center」ページに遷移します。
「Download Document」タブの
→「Account Funding & Transfer Forms」
→「ACH Electronic Funds Transfer Form」(赤枠のところ)
をクリックすると登録用紙が出てきます。
必要項目をPDF上で記載して、ダウンロード。
右にある「APPLY」ボタンから銀行セレクトして登録できそうなのですが、
最後に承認されません!
Gapa男は、これを何度もトライしてしまっていました。
最初に登録すると時はきちんと用紙に記載して登録を進めましょう!
記載内容はFirstradeとユニオンバンクの口座情報を記載します。
赤枠の中の青い入力欄はPC上で記載できます。
記載後、印刷して下の方の「Primary Owner Signature」に自筆のサインが必要です!
(共同名義のサインは、アカウトを開設時に共同名義人を指定していれば必要です。)
意外に困る印刷についてはこちらの記事を参照ください。
自筆サインしたものをスマホで写真撮っておきましょう。
2つのドキュメントが揃ったら、
「Upload Document」タブから
2ファイルをぽいっとドラッグ&ドロップしてUpします。
これだけで特にお知らせとかアクションしなくても2,3日後にメールが来ます。
何の反応も無いので大丈夫かなと思ってましたが、
ちゃんとファイルがUpされてるのを確認してくれてるんですね。
もし問題あれば、これこれの理由でダメです。っていうメールが届きます。
Gapa男は2つ目の申込用紙に自筆サインを入れないでUpしてしまっていましたので、サインしてUpしてってメールが来ていました。
問題なければ次のステップの案内がメールで来ます。
Firstrade証券 ACH送金設定
メールの内容はこちら。
上が原文、下がGoogle翻訳のものです。
2営業日内に少額の入金が登録した銀行(ユニオンバンク)の口座に振り込まれます。
それを確認して、金額をFirstradeの画面に入力してくださいというものです。
画面の行き方まで記載してくれているので、親切ですね。
Accounts -> Deposit/Transfer -> Bank Profile
ここで2箇所デポジット金額を入力する欄があります。
だいたい2日後にユニオンバンクのアカウントを見ると
1ドル前後の入金がされていました。
それを上記のFirstradeの画面に入力するだけでOKです!
問題ない場合、登録に成功しました、ACH使えますよというメールが来ます。
先程デポジット金額を入力した画面を見に行くと、
きちんとユニオンバンクが記載されているので、
完了メールが来たら確認してみてください。
まとめ
Firstrade証券口座の開設から、ACH設定までの流れをご紹介しました。
ちょっとだけ手間が掛かってしまいますが、
いちど設定するとずっと有効ですので、最初だけがんばりましょう!
まずはFirstrade証券の口座開設がまだの人は準備をすすめてみましょう!
口座開設やWiseの海外送金の登録には日本のマイナンバーが必要でもあるので、
早めに対応をおすすめします。
移住前だとバタバタしますので・・
Firstrade証券の口座開設とそのメリット・デメリットについては前回記事を参照してみてください。
これでようやく準備が整いました。
次は実際にACH送金をして、株購入まで進めたいとおもいます。
追記)2023年6月現在、留学など米国居住の方向け以外は新しく口座開設は受け付けていないようです。
参考:海外口座ご紹介サービス《ユニオンバンクの米ドル建て預金口座》
Gapa男
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