タイでコロナに感染&後遺症について

タイでコロナに感染&後遺症についてタイ移住
タイでコロナに感染&後遺症について

Gapa男一家揃って数ヶ月前に全員コロナに初感染しました。
今は後遺症も無くなり落ち着いてきたので、備忘録的に状況を残しておこうかなと思います。

タイは10月からワクチンを打っていようがいまいが誰でも入国できる状態になりました。
コロナはもはや一般的な風邪の扱いに近いようです。
私と妻はワクチン3回、子供も2回打っておりましたが、感染する時はしてしまうのですね・・とはいえあまりに後遺症がひどかったので、参考になればと思っています。

感染してから回復まで

まずは子供1人が感染してしまいました。頭が痛いのと熱が少しあったのでATK(抗原検査キット)をすると陽性反応がでました。病院に連れて行ってPCR検査をするとやはり陽性とのことで、コロナ感染となりました。その時家族はまだ全員陰性でしたが、Gapa男は近くにいたせいかどんどんしんどくなっていきました。

熱が出た子供の一人は2日間寝込みましたがすぐ回復。特にその後も何もなく元気でした。もう一人は次の日にATKをすると陽性反応。でも、無症状で何が起こったのやらというくらい元気でした。

一方、大人は1人目が発熱して3日後に妻が、4日後にGapa男が発熱。そして急激なだるさが襲ってきました。2人共経過はほぼ同じで、2日間はまるっと寝込み、3日目くらいに何とか歩けるようになったてきたので治るのかなと思ったものの、4日目以降くらいに急激に喉が痛くなってまだ動けず。しっかり寝てもしっかりご飯食べて栄養を取っても全然回復しないのでした。
ご飯はアヤさん(お手伝いさん)が作ってくれて、子供も見てくれてたのでどうにかなりました。アヤさんは私達が感染する前になっていて、早く回復してくれていたのでなんとかなりました。
最終的に感染から10日後に各々みんなATKで陰性になりました。無症状だった子供も10日間は陽性でした。

これでも軽症の部類に入るのでしょうが、こんなにもしんどいとは・・というのが感染してみての感想でした。子供はあっけらかんとしていたので、やはり年齢による症状の違いはあるのだなと。最近では感染すら当たり前のようになってきていてマスクしないで過ごすことも多くなってきましたが、感染してしまうと場合によってはしんどいので用心にこしたことはないなと思うのでした。

後遺症に悩まされ続けて

感染した後(ATK陰性になった後)、いわゆる「コロナ後遺症」に悩まされました。約2ヶ月近く過ぎてやっと完治したと言える状態になったので、何らかの参考になればと症状をご紹介します。

患ったコロナ後遺症の主な症状と対策

  • ブレインフォグ(頭がぼーっとして集中力が続かない)
  • 疲れやすさ
  • 味覚臭覚がない
  • 咳が止まらない

・ブレインフォグ(頭がぼーっとして集中力が続かない)
仕事中にメールや資料の文章が頭に入ってこないので何度も同じ文を読み直したり、会議中に他の人の話が右から左へ流れてしまったりする。
疲れなのかなと思いつつも明らかに頭がすっきりしない状態で、考えられないといった感じです。そもそも判断がつかないので、この症状がある場合はまだまだ休んでおくべきかもしれません。

・疲れやすさ
少し歩くだけで長距離走を走った後くらいに疲れていました。常に階段を登っているような息苦しさもあり、しっかりと睡眠を取らないと回復しませんでした。こればかりはどうにもならないので、しっかりと食事を取って、いっぱい眠るしかないですね。そして、少しずつ運動を増やしていくべきなのかな。

・味覚臭覚がない
ニュースで聞いていてどういう状態なのかなと気になっていたけど、これがそうなのか・・コーヒー、カレーなど、普段から匂い慣れているはずのものがほんとに無臭でした。味覚は、形状やわずかな甘味や辛さは認識できるものの、例えば飴を食べてもそれがイチゴ味なのかチョコ味なのか、区別がつきません。思い返せば感染後、普段毎日飲むコーヒーを飲みたいと思えず、飲んでもおいしさを感じずに「水よりも少しとろっとした液体」くらいの味しかしませんでした。

調べてみると、臭覚は人にもよると思いますがトレーニングで回復できる場合があるようでした。通販でラベンダー、レモン、ユーカリのエッセンシャルオイルを購入し、朝晩匂いを嗅ぐようにしました。感染後1ヶ月弱たったある日、本当に急にエッセンシャルオイルの匂いが判別できるようになりました。

・咳が止まらない 特に夕方から朝にかけての咳
感染後2週間くらい経った頃、あまりにも咳がひどく不眠が続いたので病院に行きました。肺のレントゲンを撮ってもらったところ、肺には問題がなかったので、一安心。
アレルギーを抑制するための抗ヒスタミン薬(Levocetirizine)、ステロイド薬(Prednisolone)、咳止め薬(Dextromethorphan)が処方されました。効き目は穏やかでしたが、感染後1ヶ月くらいで咳とともに痰がよく出るようになり、咳の頻度も減っていきました。

日中、咳が止まらなくなった時は、Twitterで見て知ったセブンイレブンで売っているムカデの絵が書いてある咳止めを2粒なめていました。この薬、かなりまずいですが・・怖いほど効きます。のど飴は色々試しましたが、薬局に売っているプロポリス入りはちみつ喉飴がお気に入りです。

タイでコロナに感染&後遺症について

また、薬だけでは咳がなかなか治らなかったので、ネットで調べた鼻うがいとセルフBスポット療法も行いました。

・鼻うがい
バンコクはPM2.5の影響もあり、セブンイレブンで鼻うがいセットが手軽に手に入ります。注射器と生理食塩水で100バーツ前後です。片手で注射器の穴を塞いで食塩水を注ぎ、片鼻づつ洗います。反対の鼻から食塩水が流れてきたらOK。鼻が詰まっていない時はサボりそうになりますが、あの健康モンスターの黒柳徹子さんが毎日続けているのを思い出して続けています。

・セルフBスポット療法
日本だとAmazonでアストルリンゴゾールという塩化亜鉛が含まれるマウスウォッシュを個人輸入して使う方が多いようですが、タイの薬局を何軒回っても売っていなかったので、塩化亜鉛がわずかに含まれる紫のリステリンを使いました。リステリン原液を蓋に入れ、そこに1/3を折った綿棒を浸し、喉の上奥の沁みる部分をこすります。1回につき綿棒4本を使って朝晩行いました。Bスポット療法を個人的に行う場合は、個人責任で!

最後に

結局、コロナに感染してから完治までに2ヶ月近くかかりました。治ったからよかったものの、特に味覚臭覚がなかった時は、一生このままだったらどうしようと不安でした。また、仕事中や電車・タクシーの中で咳が止まらなくなると、感染者と疑われるのではないかと冷や汗モノでした。またいつかかかるかもしれいないので、十分な栄養、運動、睡眠を心掛けて感染を防ぎたいと思います。

この内容はあくまでGapa男ファミリーの場合になりますので、参考程度に捉えてください。
みなさん健康でいれますように。

タイで過ごして感じる日本との違い - 医療・保険編
コロナ禍ではタイの入国時に医療保険の加入が義務付けられていました。1年の医療保険が有効でしたので、来タイ1年を過ぎて改めて保険をどうするか?どういった保険があるか書いてみました。ほんの少し移住の参考になればと!

Gapa男

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