ユニオンバンクからUSバンクへ変更となりました
2023年5月27日よりユニオンバンクからUSバンクへ移行となった模様です。
過去にユニオンバンクの口座開設している方は、USBバンクへ同じアカウント名でログインできるので、試した方がよさそうです。
三菱UFJ銀行にも案内が出ています。
MUFG Union Bank, N.A.(以下、ユニオンバンク)とU.S. Bankがシステム統合を行うことに伴い、三菱UFJ銀行からユニオンバンクへの個人預金口座のお取り次ぎは、三菱UFJ銀行への郵送専用申込書(メールオーダー)の2023年4月12日(水)到着をもって、受付を終了させていただきました。
今後、米国に赴任・留学等で居住される予定のお客さまを対象にU.S. Bankへ預金口座のお取り次ぎを検討しています。決定次第、当行のホームページでお知らせします。
現段階では「カリフォルニアアカウント・プログラム(米国)」は無くなり、以前のように口座開設は難しいようです。
以下は、参考として御覧ください。
アメリカに銀行にも口座作れるの?
先日のタイ、アユタヤ銀行の口座開設が日本出国前に作れると書きましたが、
その三菱UFJのサイトの海外口座ご紹介サービスに並んで
「カリフォルニアアカウント・プログラム(米国)」
なるものがあります。
右側が先日の記事のアユタヤ銀行の口座開設。
今回は左側のプログラムについて。
三菱UFJ銀行が米国Union Bank®(ユニオンバンク)の米ドル建て預金口座《セービングス口座》と《チェッキング口座》の開設をサポートします。
と記載があります。
海外移住される方でこちら持っておくと何かと便利じゃないかなと思います。
特にアメリカの証券口座を開設できるという点で。(※ここは別途解説します!)
また、タイではアメリカ株の直接取り引きができません。
アメリカの個別銘柄やETFを運用していきたいと思っていたのですが、外国人はできないようです。
また、タイの銀行で取り扱っているアメリカ株連動型投信はあるようですが、手数料を見ると高かったりと何かと不便だなと感じていました。
(※この辺りは今後調査していきます!)
そこでこのユニオンバンク口座があれば、アメリカの証券口座と連携してアメリカ株を運用でき投資の手段が幅広くなるわけです。
ユニオンバンク口座開設の流れ
口座の開設は簡単です。
まず三菱UFJの口座を持っていること。
(※またでました。ここ一番大事!)
詳細は三菱UFJのサイトから確認できます。
カリフォルニアアカウント・プログラム : お手続方法・申込フロー
三菱UFJから申込用紙をダウンロードして印刷。
必要事項を記載して、本人確認と一緒に送る
だけです。
口座には、2種類あります。
- セービングアカウント(貯蓄用)
- チェッキングアカウント(取引用)
セービングは、金利が発生します。
チェッキングは金利が発生せず、取引手数料がフリーです。
アメリカに移住予定の方は、両方お持ちの方がよいかもしれませんね。
Gapa男は今回特に取引はないので、セービングだけにしております。
手続きに問題なければ、以下のものが届きます。
- 口座開設完了のお知らせ/口座番号
- ウェルカムキット/送金方法のご案内
- PINナンバー/顧客アクセスナンバー
- Debitカード
なぜか1週間に1個ずつ送られてきまして、全部揃うのに4週間くらい掛かりました・・(焦)
ですので出国近い場合は、早めの準備をしましょう。
カードが届いたらネットバンキングも開設できるので
そちらを先に進めておきましょう。
ユニオンバンクのネットバンキング、サインオンの進め方
初回登録は、ユニオンバンクサイトの右上「Sign On」から「Enroll now」をクリック。
「Sign Up for Online Access」の「Debit/ATM PIN」に
送付されてきた情報を入力していきます。
- Last 8 Digits of Your Union Bank Debit/ATM Card Number
デビットカードの8桁のカード番号 - 4 Digit Debit/ATM Card PIN
4桁の暗証番号 - Statement Zip or Postal Code
登録した郵便番号
この後は、ID/Password/秘密の質問 を登録してくとOKです!
ユニオンバンク口座の特徴
普通預金口座(Saving Account)を開設できます。
金利は現在年率0.05%(2021年5月現在)で、ほんの少し日本よりよいですね。
利率はこちらの公式ページで更新されていくのでご確認ください。
口座維持手数料 $4/month (残高$300以上で無料)
口座開設から60日以内に入金が必要となります。
ここでも手数料の安いWiseからやるとお得です。
※Wiseの使い方・メリットの過去記事参照
ユニオンバンク口座を開設する理由
日本の証券口座(楽天やSBI)が海外居住者では使用できないため、
ここでは海外在住者でも使用できる証券口座を開設するための下準備としての銀行口座開設をしています。
預金も10万USDまでは保証しれくれたり、利率がほんの少し日本より高いというメリットはあります。
もちろん、利子発生分の確定申告義務もあります。
(※税金がややこしくなるので、いつかきちんと記事書きたいです。)
日本居住者では、日本の銀行ですべてを補えるので開設するメリットはあまりないかもです。
ですが、今後海外に移住予定で米国株投資を継続してやりたいとお考えなら、
日本居住時に開設して運用進めておいて、準備をしておくとよいのではと思います!
補足:WiseのUSドル口座を使えないのか?
海外送金のWiseのマルチカレンシー口座に外貨(USドル)をおいて置き、
証券口座への入金などもできるのであれば、それがよいのではと思っていました。
ですが、最近の規約変更でまず、
100万円を超える額は30日間しか置いておけないという変更がありました。Wiseアカウントに100万円を超える金額、または別の通貨で相当額を30日以上連続して保有することができなくなります。
また、証券口座への入金はできない。と規定にありました。
受付不可口座には以下が含まれますが、これらに限定されません。
・証券口座
・資産口座
・Stripeアカウント
・PayPal アカウント
・・・
という2点から、セービングアカウントとしてはあまり利用できないので、
Wiseはあくまで送金目的で使用することになります。
※Wiseは手数料が十分安いのでそれでも満足です!
USドルの口座を持つ手段として、このユニオン・バンクが最適かなと思います。
今後、証券口座の開設についても書いていきたいと思います
Gapa男
コメント
なるほどー!!
日本にいると、米国株は投信で、みたいな人任せみたいなところがあったけど、すごい!視点がすごい!
人任せにしてる場合でも、日本株だけでリスク分散してない、なんて言ってる場合でもなくなってきているような昨今。危機感でじわじわきています…。
資産を何で(どこの通貨かも含め)持っておくべきと考え、やったことなどあったら聞きたいです!
@トムヤム好きさん
コメントありがとうございます。
わたしは危機感しかないです!
移住を気にUSドルにシフトしていくべきかなと考えてます。
その辺りはタイやアメリカの銀行について調べつつ、おすすめ運用法あればご紹介していきます!